【ニューデリー】医療、保健サービス大手GE Healthcare(GEH)は、インドの子会社3社を、合弁会社Wipro GE Healthcare Pte Ltd(WGH)に統合した。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが10月3日報じたところによると、GEのJeffrey Immelt重役(CEO)及びGEHのJohn Dineen社長兼CEOは2日当地で記者会見し、以上の消息を語った。それによると、GE Healthcare Life Sciences/GE Healthcare Medical Diagnostics/GE Medical Systems Indiaの3社は、WGHに統合される。経営の合理化と資源の有効利用を図り、急成長するインド及び南アジアのヘルスケア・ビジネスの需 vに応じるのが狙い。
GEHとインドの情報技術(IT)企業Wipro Ltdの19年来の合弁事業WGHは、これにより1200人の従業員を傘下に収め、インドと南アジアの医療事業を取り仕切る単一の事業体にる。WGHはGEHのインドにおける製品/サービスの85%の流通を手がける。GEHの50~75%の製品は5年以内にインドで製造されることになる。これに伴いヘルスケア製品の輸出の重心はインドにシフトすると言う。