2009-10-02 ArtNo.42706
◆Gujarat Foils、ホイル原料製造施設建設
【ムンバイ】グジャラート州Gandhinagar拠点のアルミ圧延製品メーカー、Gujarat Foils Ltd (GFL)は、350クロー(US$7290万)を投じて年産7万5000トンのホイルストック製造施設を建設する。
ビジネス・スタンダードが9月29日伝えたところによると、GFLのVimal Kumar Somani重役(MD)はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、2012年末の稼働を目指し、イタリア企業Fata Hunterと関係技術やプラント、設備の調達交渉を進めている。新設備が完成すれば事業の後方統合化が図れる。
GFLは現在地元のHindalcoから年間約6000トン、バーレーンのGramcoから同5000ト 刀ARussian Aluminium (Russal)から同3000トン等、合計1万6000トンの各種グレードのホイルストックを調達しており、目下進めている拡張計画が完了すると、ホイルストックの年間需要は1万8000トンに拡大する。Hindalcoとは年間6000トンの長期購買契約を結んでおり、後方統合化が実現するまでの間、残りは輸入に依存することになる。
投資計画の借入/自己資本比率は70:30で、同社はプライベート・エクイティー・ファンドとも資金調達交渉を進めている。
主要アルミニウム・メーカーが製造能力の大幅な拡張を図る中、メジャー・プレーヤーが手がけぬ下流部門に大きな潜在性が存在する。インドは年間7万~8万トンのアルミホイルを製造し、約10万トンを消費している。年商5000クロー(US$10.42億)の国内アルミホイル産業は年率15~20%の成長を遂げており、こうした成長基調は向こう5年間も維持される見通しと言う。
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