SEAnews 2009-10-02 ArtNo.42704

【アーマダバード】グジャラート州に輸入石炭を燃料として用いる新たなウルトラ・メガ発電所(UMPP:ultra mega power project)が建設される。Sushil Kumar Shinde電力相は火曜(9/29)以上の消息を語った。タタ・グループが受注した4000MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のウルトラ・メガ発電所がKutch県Mundraに建設されるのに続くもので、グジャラート州における2件目のUMPPになる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月30日報じたところによると、この日、中央政府と州政府間の『グジャラート：電力部門見直し会議』を主宰したShinde電力相は、席上、電力設備追加計画の一部として以上の消息を明らかにした。
グジャラート州政府のS Jagadeeshan電力部次長によると、Junagarh県Chara、Kutch県Kandla港、Jamnagar県の3カ所が第2のUMPP候補地としてリストアップされている。Charaには新港の建設も提案されており、Kandla港には用地が確保されている。中央政府のチームが3候補地を精査し、内1カ所を選ぶ。
なお、近く発注される3番目のUMPPは、アンドラプラデシュ州におけるもので、投資額は1万6000クロー(US$33.33億)と見積もられる。
2012年までに全国民に電力を供給する目標実現を目指し、第11次五カ年計画期間には、新たに9万MWの発電能力を追加する。これには1万2000MWのキャプティブ発電施設が含まれる。同ゴールを目指す州ごとの目標も設定されている。
電力の生産量に対する送配電過程における消耗率はグジャラート州の場合、20％と、全国平均の32％を下回ると言う。