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2009-10-02 ArtNo.42702
◆年間4000MWの核発電施設の製造が可能:L&T会長
【ニューデリー】地場重工業・建設企業Larsen & Toubro(L&T)幹部は火曜(9/29)、同社は年間3000~4000MW(メガワット)の原子力発電施設を製造することができると語った。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが9月29/30日、L&TのA M Naik会長兼MDの言を引用し伝えたところによると、同社はこれまでに原子力関連事業に5億米ドルを投資した。実際にどれほどの収益を上げられるかは定かでないが、現在手持ちの核反応炉関連契約は1000クロー(US$2.08億)で、2011-12年までに年間1500~8000クロー(US$3.12億-16.67億)の売上げを見込んでいる。例えばターン・キー契約を結ぶなら年間7000クロー(US$14.58億)以上の売上げが望める。原子力発電プラントの建設を一括して請け負うなら5年で完成させることができる。
とは言えこうしたことは全て仮説に基づくものである。L&Tは既に3000MWクラスの原子力発電プラントを製造する技術を保持するが、こうした契約を近い将来得られる見込みはない。グジャラート州Haziraに設けた工場は、核反応炉を年間4~6基製造できる。しかし、当初1年間は2000MWを超える原子力発電施設を設ける機会は存在せず、L&Tは余剰能力を輸出に振り向ける他ない。
L&Tはロシア企業Atomstroyexport (ASE)、米国企業Toshiba Westinghouse、Atomic Energy of Canada (AEC)等と既に原子力発電設備の製造に関わる協力協定を結んでいる。こうした協定の下、Atomic Energy of Canada Ltdのために1200MW、GE-Hitachiのために1350MW、Westinghouseのために1500MWの核反応炉を製造する。目下フランスのArevaとも同様の交渉を進めており、交渉が妥結すればArevaのために1650MWの反応炉を製造することになると言う。
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