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2009-09-29 ArtNo.42697
◆Bajaj、来月川崎Ninja発売、ヤマハはスクーター市場進出
【プネー/コルカタ】地場二輪車大手Bajaj Auto Ltd(BAL)は、10月5日に川崎製モーターサイクルNinja 250Rを発売する。一方、India Yamaha Motor Ltd (IYML)は今後3年内に自動変速スクーターの発売を計画している。
ビジネス・スタンダードが9月23/24日伝えたところによると、川崎が製造したエントリー・レベルのスポーツ・バイクNinja 250Rの価格は15万~20万ルピーに設定される。BALのRajiv Bajaj重役(MD)によると、Diwaliの祝日に先立って注文の受付を開始する。BALは3ヶ月以内にPulsar新バージョンも発売する。
BALは輸出を含め月間25万台以上のモーターサイクルを販売しており、昨年同期の11万台に比べ顕著な復調を見ている。このためDiscoverやPulsar等のモーターサイクル・モデルは生産が需要に追いつかなくなっている。今月はこれら2モデルの販売だけで13万台に達する見通しだ。取り分けタイヤの調達が困難に直面している。
BALは23日には市内貨物運搬車RE600を発売した。Chhote Ustadと命名された同製品のマハラシュトラ州Puneにおける店頭価格は10万3000ルピー。BALはマハラシュトラ州Aurangabad近郊の工場で同車輌を製造している。
一方、IYMLの辻雪美峰社長(CEO)によると、同社は輸出台数を2008年の3万台から、2009年の7万台、そして2010年の14万台に拡大することを目指している。インド国内のディーラーも現在の400店から2009年末までに500店に増やす。ディラーを増やすことにより取り分け農村市場への浸透が加速される見通しだ。
IYMLは最近発売した153ccのFazer及びFZシリーズの限定販売モデルの他、150cc R15、125cc Gladiator、106cc G5、AlbaそしてCruxモデルと、ほぼモーターサイクル市場の全セグメントをカバーしている。R15、FZシリーズ、Fazer等の150ccプラス・モデルは西ベンガル州Kolkata等の都市部で好調な売れ行きを見ている。このため今後は小規模都市における販売にも力を入れる。
インドは年間120万台のスクーター市場であり、その潜在性は大きい。このため同社は3年内に同市場の開拓に着手すると言う。
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