2009-09-29 ArtNo.42694
◆印首相/南ア大統領、共にBhartiのMTN買収計画を支持
【ニューデリー】Manmohan Singh首相はBhartiグループが南アフリカの電信会社MTNを買収する計画を支持する姿勢を示した。南アフリカのJacob Zuma大統領との間で同問題が取り上げられた際、シン首相は取引が差別待遇を受けることなく、実行に移されるよう期待を表明した。これに対してZuma大統領は南アフリカ国内においては如何なる差別待遇も行わないことを保証した。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが9月26/27日報じたところによると、G20会議に出席するためピッツバーグを訪れたシン首相は記者会見の席上、以上の消息を語った。それによると両国のオフィシャルが同問題を協議すると言う。
BhartiとMTNの総額230億米ドルの取引が成立すれば、契約者ベース2億人を超える世界第3位の携帯電話サービス会社が誕生する。両社の当初の合意によれば、BhartiはMTNの49%の権益を取得、MTNとその株主はBhartiの36%の権益を取得する。230億米ドルの取引の内、130億米ドルは現金で、100億米ドルは株式のスワップを通じて実行される。
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