SEAnews 2009-09-29 ArtNo.42692

【ニューデリー】パンジャブ州政府はそのコンセプト・プランの下、AmritsarとLudhianaをソーラ・エネルギーをベースにした未来都市に変身させる計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月25日報じたところによると、パンジャブ・エネルギー開発局(PEDA:Punjab Energy Development Agency)のBalour Singh部長はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると中央政府は既にマスター・プランの作成を許可している。『ソーラ・シティーの開発(Development of Solar Cities)』関する計画は、省エネや再生可能エネルギーの利用を通じ従来型エネルギーの消費量を向こう5年間に少なくとも10％削減することを目指している。同プログラムは自治体が、それぞれの都市を『再生可能エネルギー都市』、『ソーラ・シティー』、『エコ・グリーン・シティー』に転換することを支援するもので、既に9社が、マスター・プラン作成のコンサルタント契約に応札している。
マスター・プランは、都市人口、家庭／商業施設／工業施設等の現在、そして向こう10年間のエネルギー消費量／温室効果ガス排出量、等の情報を網羅したものになる。首尾良くコンサルタント契約を落札したものは3ヶ月以内にマスター・プランを準備せねばならない。マスタープランは、この他、毎年のエネルギー消費量や、再生可能エネルギーの追加量、温室効果ガスの削減量等の目標を設定し、資金調達の方式も提案せねばならない。
マスタープラン草案が完成したなら、公共民間両部門の各方面の代表から成る『委員会(Stakeholders Consultation Workshop)』がその内容を検討すると言う。