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2009-09-18 ArtNo.42663
◆首相、浸透勢力と分離主義者に警戒喚起
【ニューデリー】Manmohan Singh首相は火曜(9/15)、「分離主義者や武装勢力は外国勢力と手を結んで秩序の破壊を図っており、ジャム&カシミールの停戦ラインを越え、あるいはネパール、バングラデシュ、さらには海上を経由し浸透を図るものが増加している」と警戒を呼びかけた。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが9月16日伝えたところによると、警察長官及び監察官の年次会議の席上、シン首相は以上の訓辞を行った。それによると過去数週間、あるいは数ヶ月、武装集団との遭遇戦が増加しており、国内の分離主義や武装グループは国外の勢力と手を携えて一連の騒擾を起こしている。
多くの若者が何故テロリスト集団に誘い込まれるのか、こうした武装グループがどのように新たな人員を募集し、洗脳、訓練を施すのか、研究する必要がある。こうした状況を改善するために、社会的不和や疎外要因を正確に把握せねばならない。
首相は毛沢東主義武装勢力Naxalに触れ、「極左集団は治安に対する最大の脅威であり、政府の努力に関わらず、こうしたグループが浸透した地域では暴力事件が増加の一途を辿っている」と懸念を表明した。それによると、Naxalは少数部族と最貧階層に対する影響力を拡大しており、慎重な戦略を練る必要がある。Naxalは市民、知的グループ、若者、ある種の部族社会にも影響力を有し、こうしたことが問題を一層複雑化させていると言う。
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