1995-12-11 ArtNo.4265
◆<馬>エアリサーチ、空気滅菌装置の製造拠点設置計画
【クアラルンプル】シンガポール拠点のエアリサーチ・テクノロジー・グループは来年年央までにマレーシアに少なくとも1000万Mドルを投じ、独自開発した空気滅菌装置の製造工場を設ける計画だ。
エアリサーチのデリク・シア重役(MD)が8日催された自動車用空気滅菌装置の発表会の席上明らかにしたところによれば、新工場はクラン・バリー地区に設けられる見通しで、サイム・ダービー・グループのDMIB Bhdが合弁パートナーを務める可能性が大きい。シア氏は1998年にエアリサーチを創設、1990年に最初の製品の家庭用空気滅菌装置Germitrolを発売した。現在シンガポールに生産ライン4本を擁し、他の国への進出を図っている。マレーシアにおける1995年の売上は200万Mドルと見込まれる。同社は最近DIMBをマレーシアと海外市場における独占流通業者に指名した。新製品Germitrol 12Cはシンガポール工業規格研究所(SISIR)、マレーシア工業規格研究所(SIRIM)の他、アメリカン・アンダーライターズ・ラボラトリー、USインドアー・エア・クウォリティー、キャナディアン・スタンダード・アクレディテーションの認可も得ている。DMIBは国内430店のタイヤ流通ネットワークを通じて、同製品を販売、更に海外市場の開拓も図ると言う。(MBT:12/9)
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