【ムンバイ】今年8月の油粕輸出は21万5000トンと、昨年同月の42万7000トンに比べ50%減少した。
ビジネス・スタンダードが9月6日伝えたところによると、マハラシュトラ州Mumbai拠点のインド溶媒抽出産業協会(SEAI:Solvent Extractors Association of India)はこのほど以上の数字を発表した。国際市場の需要軟化に加え、国内供給も逼迫したことが輸出の大幅な落ち込みにつながった。
油粕の年初5ヶ月(2009/4-8)の輸出は101万トンと、昨年同期の234万トンに比べ57%下降した。内訳を見ると大豆粕の輸出が昨年同期の160万トンから47万3000トンに、菜種粕のそれが同50万2000トンから41万7000トンに、ヒマ粕のそれが同11万トンから6万1000トンに、それぞれ下降した。しかし米糠のそれは同5万1000トンから10万2000トンに倍増した。年初5ヶ月にはヒマワリ油1241トンが初めて輸出された。
年初5ヶ月には中国に15万7000トンの油粕が輸出され、うち13万8000トンは菜種粕、残りは大豆粕で占められた。
年初5ヶ月のベトナム向け油粕輸出は昨年同期の58万2000トンから27万トンに減少。韓国/日本/インドネシア/タイ向け輸出も下降した。