【コルカタ】トラック(5-49トン)の8月の月間販売台数は1万7549台と、昨年同月に比べ13%増加、7月の8.33%に続き2ヶ月連続のプラス成長を記録した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月4日、インド運輸調査訓練基金(IFTRT:Indian Foundation of Transport Research and Training)のデータを引用し伝えたところによると、トラックの販売台数は、2009年4-6月期に-38.22%、2009年1-3月期に-55.02%、2008年10-12月期に-62.50%の落ち込みを見ていた。
各カテゴリーの8月の販売成績の内訳を見ると、25.2~31トンの多軸車両(Multi-axle vehicle)の販売台数は昨年10月の市場崩壊以来初めて0.53%のプラス成長を回復した。しかし15~16.2トンの中型商用車(Medium commercial vehicle)の販売台数は、ダンプカー(tipper truck)販売の不振に祟られマイナス成長にとどまった。建設部門の需要軟化からダンプカーの販売は大型商用車(HCV)カテゴリーでは-17%、中型商用車(MCV)カテゴリーでは-47%の落ち込みを見た。ダンプカーを除くトラックの販売は、MCV/HCV双方のカテゴリーで7月に続くプラス成長を記録した。MCVカテゴリーの8月のトラック販売台数は昨年同月の1661台から2536台に53%、25.2~31トンの大型トラックの販売台数は昨年同月比6%増の5148台を記録した。ラジャスタン州政府が積載重量超過トラックの取り締まりを強化したことも手伝って、30~49トンの多軸トレーラー/車両(Multi-axle trailer/vehicle)の8月の販売台数は昨年同月比91%増の1626台を記録した。
とは言え、今月のトラック販売は、昨年同月の販売台数が高水準だったため、再びマイナス成長に陥る恐れがあると言う。
ビジネス・スタンダードが4日報じたところでは、VE Commercial Vehiclesは、Eicher製トラック/バスの8月の販売台数が昨年同月の1785台から2443台に36.86%増加したと発表した。このうち国内における販売台数は同上1578台から2094台に32.70%、輸出は同207台から349台に68.60%、それぞれ増加した。また軽商用車の国内販売台数は同1197台から1609台に34.41%、大型商用車のそれは同148台から158台に6.77%、それぞれ増加した。