1995-12-11 ArtNo.4262
◆<馬>東洋エンジニアリング、アンモニア工場建設請負目指す
【クアラルンプル】東洋エンジニアリング&コンストラクションSdn Bhd(TEC-M)はクダ州における10億米ドルと見積もられるアンモニア・プラントの建設工事請け負いを目指している。
TEC-Mの佐藤重役(GM)がトレンガヌ州クルテにペトロナス・ガスのために建設したエチレン・プラント(M$4億)の落成式の席上スター紙に語ったところによれば、ペトロナスが計画するアンモニア・プラントの工期は34カ月で、6社が入札している。これらにはブラウン・アンド・ルートやシャパドゥ・コープSdn Bhdが含まれており、今週中にも落札者が発表される見通しだ。東洋エンジニアリングはこの他、向こう3年間にわたる合計22億米ドル相当のプロジェクトの交渉を進めている。これらにはPVC(ポリ塩化ビニール)、芳香族、液化ニトロジェン・ガス関係プラントが含まれる。同社は向こう5年間にクアラルンプル証取(KLSE)に上場することも検討しているが、その可否は契約の量にかかっている。TEC-Mにはブミプトラが70%資本参加していると言う。(STAR:12/9)
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