2009-09-08 ArtNo.42618
◆アルセロール・ミタル、Uttam Galvaの35%権益買収
【ニューデリー】Uttam Galva Steels Ltd(UGSL)のプロモーターと同社の5.6%の権益を買い取ることで合意したArcelorMittal Netherlands BVは、7日から1株120ルピーでUGSLのさらに29.4%の権益を買います公開買付を開始した。
デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが9月5日伝えたところによると、インド人実業界Lakshmi Niwas Mittal氏に率いられるアルセロール・ミタルは先週金曜、UGSLの35%の権益を500クロー(US$1.04億)で買収すると発表した。これによりミタル氏はUGSLの共同プロモーターになり、インドにおける主要な製造拠点を手に入れることができる。アルセロール・ミタルのステートメントによると、Uttam Galvaのプロモーター、R K Miglani一族と3日、UGSLの5.6%権益を買い取る共同経営契約(co-promotion agreement)を結んだ。
UGSLもこの日、ボンベイ証券取引所(BSE)に同様の報告を行った。それによると、ミタル氏はミグラニ一族と、UGSLの対等出資合弁パートナーになる。ミグラニ一族は2009年6月30日現在UGSLの40.71%のシェアを握っている。
UGSLは、熱間圧延(HR)鋼を原料に、冷間圧延(CR)鋼コイルを製造、さらに亜鉛メッキ製品や着色コイルに加工しており、厚さ0.13mmの鋼板を製造する技術を備えている。亜鉛メッキ鋼の年産能力は75万トン、HR/CRコイルのそれは同100万トンで、2009年度年商は4372クロー(US$9.11億)、税引き利益は105.8クロー(US$2204万)を記録している。
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