SEAnews 2009-09-04 ArtNo.42613

【ムンバイ】金融機関の融資条件緩和、消費者の自信向上、祝祭日シーズンの到来等、有利な条件に助けられ、大部分の乗用車メーカーは8月に記録的な販売成績を実現した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが9月1／2日伝えたところによると、マーケット・リーダーMaruti Suzuki India Ltd (MSIL)の8月の乗用車販売台数は昨年同月の5万9908台から8万4808台に42％、二番手Hyundai Motor India Ltd (HMIL)のそれは同4万4710台から4万9521台に10.76％、三番手Tata Motors Ltd(TML)のそれは同1万5597台から1万7364台に11％、多用途車(utility vehicle)市場のリーダーMahindra & Mahindra(M&M)のそれは同1万1731台から1万6631台に41.56％、Honda Siel Cars India Ltd(HSCIL)のそれは同3945台から4102台に4％、TMLとFiat Autoの合弁に成るFiat India Automobilesのそれは同351台から2782台に692％、Skoda Autoのそれは1103台から1463台に33％、それぞれ増加した。しかしM&Mとルノーが合弁で製造しているLoganの販売台数は同1464台から469台に68％減少した。
MSILの国内販売は29.29％増の6万9961台、輸出はA-Starの欧州における好調な売れ行きに支えられ156％増の1万4847台をマークした。インド西部地区におけるGanesh Chathurthi、北部におけるJanmashtami、南部におけるOnam等の祝日が国内販売に弾みをつけており、8月にはOnamの祝日シーズンを迎えたケララ州における販売が1万台を記録した。全国的には、Altoが2万2000台、Ritzが5500台、新発売のEstiloが3000台、A-Starが3500台を、そっれぞれマークした。
HMILの国内販売は12.92％増の2万4401台、輸出は8.74％増の2万5120台を記録した。
TMLの販売台数には超小型車Nanoの2501台が含まれ、小型車Indicaの販売台数は24％増の9598台をマークしたが、中型車Indigoは41％減の2656台、多用途車Sumo／Safari／Xenonは22％減の2609台にとどまった。
M&Mの多用途車Scorpio／Bolero／Xyloの販売台数は42％増の1万6631台を記録した。