【ラムサール】国防研究開発機構(DRDO:Defence Research and Development Organisation)の元科学者K Santhanam氏はこのほど、「Pokhran-II核実験は完全に成功したとは言えず、インドは一層の実験を行う必要がある。従って包括的核実験禁止条約(CTBT)には調印すべきでない」との考えを語った。この点に関してManmohan Singh首相は先週土曜「1998年Pokhranテストの論議は不要である。A P J Abdul Kalam前大統領も『実験は成功した』と言っている」とコメントした。
デカン・ヘラルドが8月29日報じたところによると、当地で記者からSanthanam氏の発言に関して質問された首相は、「一部の科学者により誤った見解が述べられているが、この種の論議は不要だ」と語った。それによると、Santhanam氏は確かにDRDOのPokhran-II担当代表を務めたが、当時DRDO所長(Director General)だったKalam前大統領が「実験は成功だった」と言っているのだから、同問題を論議する必要はないと言う。