SEAnews 2009-09-01 ArtNo.42597

【ニューデリー】インド政府は、インドを国際的なダイアモンドの取引センターにし、宝飾品輸出を促進する狙いからダイアモンド取引所を創設する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月28日報じたところによると、これはインド政府が8月27日に発表した外国貿易政策(FTP:Foreign Trade Policy)に掲げられた宝飾品産業輸出振興策の1つで、これらの施策には、この他、宝飾品産業向け税償還スキームも含まれている。
宝飾品輸出振興委員会(GJEPC:Gems and Jewellery Export Promotion Council)のVasant Mehta委員長によると、政府は宝飾品産業を対象にした特別経済区(SEZ)や輸出志向ユニット(EOU)の設置を認める必要があり、宝飾品業界は、関係通達や詳細計画の発表を待っている。
アントワープ等の他の国際ハブと同様、ダイアモンドのスムーズな輸出入ができる体制を整えねばならない。外国企業が自由にオフィスを開設できるよう規制を緩和し、外国における制度に倣って、規則を簡素化せねばならないと言う。