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2009-08-28 ArtNo.42582
◆7月のインフラ産業成長率1.8%に鈍化
【ニューデリー】インフラ産業6業種の今年7月の成長率は1.8%と、前月の6.8%や昨年同月の5.1%を大きく下回っただけでなく、過去5ヶ月来の最低を記録した。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月26/27日報じたところによると、7月のインフラ産業不振の理由としては、石油精製の大幅なマイナス成長や鉄鋼業の低調な伸びが挙げられる。6業種の内訳を見ると、原油-0.4%(-3%)、石油精製-14.4%(11.8%)、石炭9.7%(5.5%)、電力3.3%(4.5%)、セメント10.6%(5.5%)、炭素鋼完成品1.2%(6%)と、絶好調のセメントと石炭に加え原油が、前年同期の伸び(括弧内の数字)を上回ったのを除き、残りの3業種石油精製、電力、炭素鋼完成品の伸びは前年同月を下回った。
とは言え、年初4ヶ月(2009/4-7)のインフラ産業成長率は4%と、前年同期の3.5%を僅かに上回った。内訳を見ると、原油-1.1%(-0.9%)、石油精製-6.9%(5.4%)、石炭12.2%(7.7%)、電力5.4%(2.6%)、セメント11.8%(5.7%)、炭素鋼完成品2.4%(3.5%)と、原油、石炭、電力、セメントの4業種の伸びが、前年同期を上回った。
アナリストらは、インフラ産業が26.68%の比重を占める工業生産指数(IIP:index of industrial production)の7月の伸び率も、この結果、6月に記録した7.8%を下回るものと予想している。Citi Indiaのエコノミスト、Rohini Malkani氏は、「7月には二輪車販売が18.2%、乗用車販売が29.1%、商用車販売が5.1%の成長を見たものの、IIP成長率は6月に記録された驚異的な7.8%から5%のレベルに鈍化するだろう」と予想、HDFC BankのエコノミストJyotinder Kaur女史も「向こう2ヶ月のIIPの伸び率は3~4%」と見通した。Kaur氏によれば、6月の6.8%のIIP成長率は、政府の景気刺激措置や、中央銀行の通貨政策等、様々な要因に助けられて実現したもので、長期的に維持することはできない。干魃の影響もあり、大幅な成長鈍化も予想される。しかしそれほど懸念するには及ばない。石油精製の大幅なマイナス成長は、製品在庫の増加等に伴う周期性のもので、Reliance Industries Ltdが保守のため、20日間主要設備の稼働を停止、生産が40%下降したことも影響したと言う。 Malkani氏はまた、「石炭とセメント生産の好調は、雨期の遅れで設備の保守作業が繰り延べられたことも影響している」と指摘した。
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