SEAnews 2009-08-25 ArtNo.42575

【ニューデリー】今年(2009)上半期のプリンタ／コピア／多機能製品(MFP)の販売量は113万3000台と、昨年同期の129万7000台に比べ12.7％の落ち込みを見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月22日、市場調査会社Gartnerの発表を引用し伝えたところによると、世界的な景気後退と信用危機の影響がプリンタ、コピア、MFP市場にも現れた。
各社別販売成績を見ると、Hewlett-Packardの出荷台数が昨年同期の69万2100台(53.3%)から56万2300台(49.7%)に－18.7％、Canonのそれが同14万5800台(11.2%)から17万8100台(15.7%)に＋22.2％、Epsonのそれが同15万7900台(12.2%)から14万3400台(12.7%)に－9.2％、Samsung Electronicsのそ黷ｪ同9万台(6.9%)から8万9800台(7.9%)に－0.3％、TVSEのそれが同7万8700台(6.1%)から7万100台(6.2%)に－10.0％、その他のメーカーのそれが同13万2673台(10.3%)から8万8700台(7.8%)に－33.5％となっている。
大手ブランドのシェア(括弧内の数字)が全体として拡大したのに対して、小規模ブランド及び無名ブランドのシェアが大幅に縮小した。しかし個々のメーカーの販売成績は一様でなく、マーケットリーダーHP社がシェアを縮小させた反面、キヤノンは販売量とマーケット・シェアを共に伸ばし、エプソンに代わって2位に浮上した。エプソンは販売量は減らしたものの、マーケットシェアは若干アップ、サムスンについても同様のことが言える。