【ニューデリー】今年6月にインドに流入した外国直接投資(FDI)の額は25億8000万米ドルと、昨年同月の23億9000万米ドルに比べ8%増加した。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが8月19/20日報じたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が19日、主催したセミナー会場で産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)のAjay Shankar次官は以上の消息を明らかにした。それによると、今年5月のFDI流入額は21億米ドルで、2月と3月の流入額も20億米ドルを突破した。FDIの流入は増加に転じた感がある。しかし今会計年度第1四半期(2009/4-6)のFDI流入額は70億2000万米ドルと、前年同期の100億7000万米ドルを30%以上下回った。2008-09通年の流入額は279億9000万米ドルと、前年比4%の増加にとどまっり、2007-08年の65%の伸びを大きく下回った。