【ニューデリー】Reliance Industries Ltd (RIL)と、パートナーのカナダ企業Niko Resources Ltd(NRL)は、オリッサ州沖合Mahanadi海盆NEC-OSN-97/2(NEC-25)鉱区でガス田を発見した。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月14日報じたところによると、NRLは13日当局への報告書(regulatory filing)の中で以上の消息を明らかにした。NRLは、ガスは先月AJ2井で発見されたとしている。
消息筋によると、AJ2は以前に発見されたA6およびJ1ガス田の再調査のために掘削されたいわゆる評価井(appraisal)であり、今回の発見は、新油田の発見ではない。NEC-25鉱区のメイン開発業者RILが、今回の発見に関して何ら発表を行わないのはそのためである。NRLはベンガル湾マハナディー海盆の浅水鉱区NEC25に10%出資、RILが残りの90%の権益を握っている。同鉱区の水深は25~600mで、1万755平方キロをカバーしている。RILはこれまでにNEC25鉱区で8つのガス田を発見した。内6つは商業生産可能なもので、RILは炭化水素総局(DGH:Directorate General of Hydrocarbons)に鉱区開発計画(FDP:Field Development Plan)を提出している。FDPは発見した油田やガス田において石油/ガスを商業生産するための投資提案書。DGHがFDPを許可したなら、開発業者は実際に投資を行うことができる。