2009-08-18 ArtNo.42550
◆Tata Motors、US$16.7億投じ事業拡張
【ニューデリー】Tata Motors Ltd(TML)は、金融市場の環境改善に乗じ、新モデルの投入や事業規模の拡張に、向こう3~4年間に8000クロー(US$16.67億)を投じる計画だ。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが8月14日、TML筋の言として報じたところによると、2009年末までにIndigoセダン新バージョンを、また2010年には乗用車プラットフォームにスポーツ・ユーティリティー車の特徴も加えたIndicruzを、それぞれ発売する。この他、多用途車(utility vehicle)SumoおよびSafariの新バージョンも発売する。今年5月に着手したワールド・トラック・プログラムの下、2、3年内に商用車新モデルも市場に投入する。
TMLスポークスマンは以上の消息を確認したものの、詳細に触れることは控えた。同スポークスマンによると、TMLが昨年23億米ドルを投じて買収した英国の高級車ブランドJaguar-Land Roverに関連した事業は、上記の8000クロー投資計画に含まれていないと言う。
TMLの、今日のモデルは何れも数年前に発売されたもので、同社最大の売れ筋Indicaは1990年代後期、Indigoは2002年、SumoやSafariに至っては10年以上前のプラットフォームを未だに用いている。ディーラーや部品納入業者筋によると、TMLはサブAce軽トラックの開発に取り組んでいる。また軽商用車の需要が急増しているため、ウタラーカンド州Pantnagar工場の設備増強も計画していると言う。
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