【ムンバイ】国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)はマハラシュトラ州営発電会社Maharashtra State Power Generation Company (MAHAGENCO)と合弁でマハラシュトラ州Laturに1320MWの火力発電所を建設することで合意、両社は12日ムンバイで関係覚書を取り交わした。
エコノミック・タイムズが8月13日報じたところによると、発電所には各660MWの石炭火力発電機2基が据え付けられる。
合弁会社は石炭の供給が得られない場合を配慮し別 r1500MWのガス火力発電所を設ける可能性も検討している。プロジェクトはKrishna-Godavari(KG)海盆から代替燃料の天然ガスの供給を受けることができる。Latur地区選出の国会議員でもあるVilasrao Deshmukh重工業相は、Murli Deora石油天然ガス相と同問題を既に話し合ったようだ。
Deshmukh重工業相が調印式後記者団に語ったところによると、用地の確保やその他の手続きは間もなく完了し、6ヶ月以内に着工する。石炭の供給を受けるアレンジを目下進めているが、当該発電プロジェクトは、Laturを通過するガス・パイプラインを通じKG海盆ガスの供給を受けることができる。発電所はおよそ6mmscmd(million cubic meter of gas per day)のガスを必要とする。
BHELのK Ravi Kumar会長によると、プロジェクト・コストは7000~7500クロー(US$14.58億-15.62億)で、当初、BHELとMahagencoは合弁会社に各50%出資するが、6~8ヶ月後には各26%に持ち分を引き下げ、金融機関や他のパートナーに出資を求める。最初のユニットは48ヶ月以内に稼働すると言う。