2009-08-11 ArtNo.42526
◆7月の各種車輌販売揃ってプラス成長記録:SIAM
【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)が月曜に発表したところでは、今年7月の乗用車(car)の国内販売は昨年同月比30.91%、二輪車販売は同20.07%、商用車販売は同9.61%、それぞれ増加、久々に揃ってプラス成長をマークした。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが8月10日報じたところによると、7月の乗用車の国内販売台数は昨年同月の8万7901台から11万5067台に30.91%、モーターサイクルのそれは同45万7178台54万6245台に19.48%、二輪車のそれは同59万9369台から71万9668台に20.07%、過去1年にわたり毎月マイナス成長を記録して来た商用車の販売台数も同3万4325台から3万7624台に9.61%、二輪/三輪/四輪車を含む自動車の総販売台数は同77万9354台から94万1118台に20.76%、それぞれ増加した。
しかし、これまで省エネ車への買い換えに7 T0~4000ユーロの補助を支給して来た欧州諸国の内、ドイツ、フランス、イタリア、ルーマニア、スペイン、ポルトガル、キプロス、ルクセンブルグを含む11カ国が7月の最終週もしくは8月の第1週をもって同スキームを停止、同スキームを維持しているのは英国のみになった。このためインド最大の乗用車輸出会社Maruti SuzukiとHyundai Motorsの欧州向け輸出は大きな影響を受けそうだ。Hyundaiは月間4万2000~4万8000台を製造、その半ばを輸出している。
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