2009-08-07 ArtNo.42511
◆Sical、自動車ヤード管理事業で商船三井と合弁
【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点のSical Logistics Ltd(SLL)は、商船三井と共同でチェンナイ近郊Ennore港に輸出や輸入される車輌の駐車場を設け、自動車ヤード管理サービスを提供する。両社はこのほど関係覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが8月5日伝えたところによると、バラ積み貨物やコンテナ貨物の複合一貫(multi-modal integrated)輸送サービスを手がけるSLLのL.R. Sridhar重役(MD)と商船三井自動車部門の倉内隆常務執行役員は、Ennore Port Ltd(EPL)のS. Velumani会長兼MDの立ち会いの下、関係覚書に調印した。ヤードでは、完成車(CBU:complete built-up unit)として輸出や輸入される車輌の処理が手がけられる。
これ以前に報じられたところでは、EPLは110クロー(US$2254万)を投じ、乗用車の荷役処理が可能な多目的埠頭(multi-purpose berth)を建設する。同施設は一般貨物を処理することもできる。Nissan-Renaultは2010-11年にEnnore港から9万台の乗用車を輸出することを約束しており、同輸出台数は4年後以降に18万台に拡大される。深さ12メートルの停泊施設を備えたターミナルは全長250メートルで、ヤードには乗用車14万台を収容できると言う。
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