2009-08-04 ArtNo.42504
◆L&T/三菱重工の電力設備合弁、JBICローン獲得
【ニューデリー】国際協力銀行(JBIC:Japanese Bank for International Cooperation)は7月29日、Larsen & Toubro Ltd(L&T)と三菱重工業(MHI)が合弁で設立した火力発電設備の製造と販売を手がける2社、L&T-MHI Boilers Pvt Ltd (LTMB)及びL&T-MHI Turbine Generators Pvt Ltd (LTMT)に、総額741クロー(US$1.52億)を融資する2件のローン契約を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが7月30日/8月1日報じたところによると、これはJBICの環境投資支援(LIFE:Leading Investment to Future Environment)イニシアチブに基づく初のプロジェクト・ファイナス。同ローン契約の下、LTMBとLTMTは、MHIの超臨界圧技術を用いて発電用ボイラーとスチーム・タービンを製造する。ボイラーはグジャラート州Haziraで製造され、インド国内で販売される。LTMBは石炭火力発電所で用いられる超臨界圧ボイラーを設計/製造/販売する。LTMTは石炭火力発電所で用いられるスチーム・タービン、発電機、その他の設備を製造する。
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