2009-07-31 ArtNo.42494
◆WiMax契約者数が3G契約者数を凌駕:Assocham
【ニューデリー】インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)の最新調査によると、2014年までに第3世代移動体通信サービスの利用契約をするものは2000万人にとどまる見通しだが、WiMaxの契約者は6000万人に達する見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月28日伝えたところによると、オペレーター1社当たり20Mhzの周波数域を割り当てることが可能なWiMaxの場合、スケーラビリティーが増し、ユーザーはより迫力のある広帯域サービスを体験できる。これに対して3Gは利用可能な周波数域が限られており、音声/データ・サービスのスケーラビリティーも制限されるため、ユーザーは広帯域サービスのメリットを十分体験できない。報告書はさらにWiMaxベースのデータ・カードの価格が40米ドル前後なのに対し、3Gベースのそれは80米ドルと、コストが嵩むと指摘している。同報告書は広帯域サービス業者の総収入は、2009~2014年の間に約243億米ドルに達すると予想している。
しかしテレコム業界筋は、以上の報告書は、根拠とするデータや補助的な計測値も示しておらず、独断的で、矛盾に満ちたものと批判している。
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