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2009-07-28 ArtNo.42484
◆CPI-Mと草の根会議派のLalgarh戦争持続
【コルカタ】草の根会議派(TC:Trinamool Congress)支持者とインド共産党マルクス主義派(CPI-M)支持者が西ベンガル州Chandrakonaで衝突し、TC支持者1人が死亡した。Chandrakonaは、最近まで毛沢東主義武装グループNaxalが実行支配していたWest Midnapur県のLalgarh-Goaltore地区に属している。
インディアン・エクスプレスが7月24日報じたところによると、TCは、CPI-Mが地盤として来たWest Midnapur県における党基盤の確立を目指しており、CPI-Mはその阻止を図っている。
今回の衝突事件は、TC党首のMamata Banerjee鉄道相が、Lalgarhにおける中央治安部隊と州当局の共同作戦の停止を求めるとともに、7月28日に同党閣僚2人を現地に派遣する方針を発表した直後に発生した。
TCのMrigen Maity地区議長によると、Chandrakonaの村落は過去6~7ヶ月にわたりTCの勢力下にあるが、昨日未明、銃と爆弾で武装したCPI-M幹部の襲撃を受け、TC支持者1人が射殺され、多くが行方不明になった。CPI-Mは暴力的手段で失地回復に努めていると言う。
州議会の野党リーダーを務めるPartho Chatterjee議員は、Gopal Krishna Gandhi知事と会見し、暴力事件の対策を講じるよう要請した。Chatterjee氏は「CPI-MはLalgarh/Chandrakona/Haroa/Nanoor地区に暴政を敷いている」と非難した。
これに対してCPI-Mは、TCと毛派が共謀して、CPI-Mに攻撃を仕掛けていると主張する。CPI-MのDipak Sarkar県書記は「TCはTC閣僚を現地に派遣する一方で、毛派と共謀してCPI-M支持者を襲撃、暴力でLalgarhやその周辺の支配を図っている」と語った。
Lalgarh周辺では過去1ヶ月間に多くのCPI-M幹部や支持者が毛派に殺害されたが、犯人は1人も逮捕されていない。この日はまたCPI-M幹部の住宅が毛派と見られるグループに焼き討ちされ、24日夕刻にはラールガルから14キロのPirrakhuliで警官1人が毛派に誘拐された。ザ・ヒンドゥーが26日伝えたところでは、同警官は翌日無事解放された。解放された警官と毛派幹部は別個にマスコミのインタビューに応えたが、警察当局は公式のコメントを控えている。
一方、ザ・ヒンドゥーとデカン・ヘラルドが27日報じたところによると、中央警察予備隊(CRPF:Central Reserve Police Force)のパトロール隊が乗車したバンが26日午後7時頃、チャッティースガル州Bastar森林地帯のGidam村とBarsur村の中間点にさしかかった際、毛派武装グループの待ち伏せ攻撃を受け、CRPF隊員2人が死亡、7人が重軽傷を負った。
オリッサ州政府が最近発表した治安白書によると、2008年1年を通じて毛派武装組織Naxalにより州内で殺害された治安要員は、前年の2人から74人に急増した。デカン・ヘラルドが26日伝えたところでは、同州におけるナクサルによる襲撃事件は2008年だけで56回を数えたと言う。
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