SEAnews 2009-07-28 ArtNo.42473

【コルカタ】川崎／伊藤忠／東芝から成る企業連合はTexmaco-United Group Ltd (UGL)チームと、地下鉄用客車を合弁で製造することで合意、覚書を交換した。
インディアン・エクスプレスが7月24日伝えたところによると、KK Birla Group傘下のTexmaco LtdのSaroj Poddar会長は第69回年次総会後記者会見し、以上の消息を語った。それによると、Texmacoはこれ以前にオーストラリア企業UGLと鉄道用貨車及び客車を製造する合弁会社を設けており、同合弁会社を通じこのほど日本コンソーシアムと新たな合弁を組むことで合意した。Texmaco-UGLチームは、新合弁会社の少数権益を手にすることになる見通しだ。新合弁会社は新世代の地下鉄車輌を製造する。客車は当面、西ベンガル州に設けた既存工場で製造するが、その後、200～300クロー(US$4098万-6147万)を投じて新工場を建設することも検討する。
TexmacoのRamesh Maheshwari社長兼CEOによると、新合弁会社は、Kolkata Metro Rail Corp Ltd (KMRCL)の拡張計画に車輌を納入する契約の一次選考を通過した。落札できれば、第1期計画だけで64輌の客車を製造することになると言う。