2009-07-24 ArtNo.42469
◆Leyland/日産、商用車製造合弁計画に見直し
【ムンバイ】地場商用車大手Ashok Leyland Ltd(ALL)は世界的な景気後退に伴い日産との製造合弁計画に修正を加えており、これにはプロジェクトを段階的に実行することが含まれる。ALLのR J Shahaney会長は最近発表した同社年次報告書の中で以上ように述べている。
エコノミック・タイムズが7月19日、ALLの年次報告書を引用し伝えたところによると、経済全般の不振と中大型商用車に対する需要減退に鑑みALLは事業拡張計画に市場動向に合わせた調整を加えている。
ALLは2008年に、インド国内における軽商用車事業で日産と提携、①技術開発/②車輌製造/③伝動装置製造に関わる合弁会社3社を設立する協定を結んだ。タミールナド州政府は同合弁事業に税制優遇やその他の奨励措置を適応することを認めており、両社はプロジェクト用地の割り当てを待っている。インドの軽商用車市場は最近顕著な成長を遂げており、昨年は商用車ビジネス全体の半ば以上を占めた。
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