SEAnews 2009-07-21 ArtNo.42450

【ニューデリー】Vedanta Resources Plc(VRP)のAnil Agarwal会長は16日、Bharat Aluminium Company Ltd(Balco)とHindustan Zinc Ltd(HZL)の少数権益を8000クロー(US$16.39億)で政府から買い取る用意があることを明らかにするとともに、今月中に蔵相と会見し、同問題を話し合う考えを明らかにした。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが7月17日報じたところによると、Agarwal会長はPTI通信に以上の消息を語った。
VRPはVajpayee前政権時代にBalcoの51％権益を551クロー(US$1.13億)で、HZLの64％権益を750クロー(US$1.54億)で、それぞれ買収した。
Agarwal会長によると、膨大な財政赤字を抱える政府は、異なるソースから資金を調達する必要に迫られている。VRPは両社の残余政府持ち分を買い取るオプションを行使し、そのために7000～8000クロー(US$14.34億-16.39億)を支払う用意がある。
VRPは他の赤字経営の公共企業に関しても、政府がブロックで処分するなら買い取ることを検討する。同氏はPranab Mukherjee蔵相およびBK Handique鉱業相と今月中に会談し、同問題を協議すると言う。