SEAnews 1995-12-09 ArtNo.4245

【ランカウィ】マレーシアン・ヘリコプターズ・サービシズBhd(MHS)グループは7日、傘下のマレーシア航空(MAS)、ＭＨＳエビエーションSdn Bhd、エアロッド、プラギ・エアーを通じランカウィ国際海事航空展(LIMA)会場で合計7件の契約に調印した。
ＭＡＳが結んだ2契約の内の1つは中国におけるスペアー・パーツのリースに関わるもので、契約相手は日本の兼松と中国のユナイテッド・ゴールデン・マイル。第2の契約はDe Bono Industries Sdn Bhd、Contour International Ltd、ブリティッシュ・エアロスペースとのカーボン・ファイバー製航空機シートの合弁製造に関わるもので、当初投資額は5000万米ドル。同シートは従来のものより30％軽量で、年間200万米ドルの売上が見込まれている。
ＭＨＳエビエーションは子会社のＭＨＳベンチャーに代わり、ブラジル市場の開拓を目指し、AR-Taxi Aereo Ltdと関係契約を結んだ。
エアロッドは3件の契約に調印、その内1つはターブパワー・インク及びZetro Services Sdn BhdとのアリソンＴＳ6／501エンジンのオーバーホール合弁、第2のそれはロールス・ロイス社とのホーク・エンジンの分解修理に関する合弁、第3のそれは南アフリカのDenel-Atlas Aviationとのヘリコプター製造合弁。
またプラギ・エアーはボンバディアー・リージョナル・エアクラフトと4機のダッシュ8－200及び2機のダッシュ8－400の購入契約を結んだ。(NST,MBT:12/8)