2009-07-17 ArtNo.42446
◆Zydus、NuPatch需要に応じUS$2千万新工場建設
【ムンバイ】グジャラート州Ahmedabad拠点の地場製薬会社Zydus Cadilaは、同社の酸性非ステロイド性抗炎症皮膚張りつけ吸収薬(transdermal patch)『NuPatch』に対する米国等の海外市場における需要が旺盛なことから、アーマダバード近郊の傘下特別経済区(SEZ)内に新施設を建設する。
ビジネス・スタンダードが7月14日報じたところによると、新施設のコストは約100クロー(US$2049万)で、皮膚張りつけ吸収薬の他、様々な注射薬を製造する。同社が2005年に発売したNuPatchは、現在アーマダバードMoraiyaの皮膚張りつけ吸収薬専門工場で製造されている。NuPatchには鎮痛剤ジクロフェナク(diclofenac)100mgが含まれている。飲み薬の場合1日3回服用する必要があるが、NuPatchは1日1回の処方で済む。皮膚張りつけ吸収薬の国内市場は100クロー(US$2049万)前後だが、世界市場はおよそ50億米ドルと見積もられる。
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