2009-07-14 ArtNo.42430
◆NTPC、チャッティースガル州と超メガ発電事業覚書
【コルカタ】インド最大の電力供給業者National Thermal Power Corporation (NTPC)は、チャッティースガル州に4000MW(メガワット)の石炭火力発電所を建設するため、12日、同州政府と関係覚書を取り交わした。
ビジネス・スタンダードが7月13日報じたところによると、NTPCは2万クロー(US$40.98億)を投じ、チャッティースガル州Raigarh県Lara村付近に超臨界圧技術を用いた各800MWの発電機5基を据え付ける。連邦政府のSushilkumar Shinde電力相とチャッティースガル州のRaman Singh首席大臣の立ち会いの下に覚書は調印された。
Shinde電力相によると、同プロジェクトの発電能力は4000MWと、ウルトラ・メガ発電所プロジェクト(UMPP:Ultra Mega Power Project)の規模を備えているが、UMPPステータスは認められていない。州政府はプロジェクトに土地と水を供給、NTPCは発電した電力の50%を同州に供給する。
NTPCのR S Sharma会長兼MDによると、建設工事は間もなく着手され、第12次五カ年計画期間内に完成する。電力はチャッティースガル州の他、西部地区の連邦直轄地に供給されると言う。
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