2009-07-10 ArtNo.42417
◆東芝JSW、US$1.6億超臨界圧発電設備工場建設
【チェンナイ】東芝とJSW Groupの75:25の合弁会社Toshiba JSW Turbine and Generator Pvt Ltd(TJTG)は1億6000万米ドルを投じタミールナド州Chennai近郊Ennoreに2011年1月までの稼働を目指し超臨界圧タービン及び発電機の製造工場を建設する。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが7月7/8/9日伝えたところによると、TJTGは7日タミールナド州政府と、チェンナイ市北方18キロの40万平米の用地リースに関わる覚書を交換した。投資は向こう5年間にわたって段階的に進められ、第1期分が2011年1月までに稼働、500~1000MWの中・大型超臨界圧発電設備を製造する。製品の地元部品使用率は50%。TJTGにはJSW Energyが20%、JSW Steelが5%、それぞれ出資する。東芝の横浜工場がTJTGに支援を提供、新工場は最終的に年間3000MWの生産能力を備え、2015年までに4億米ドルの年商実現を目指す。
Toshiba India Pvt Ltd(TIPL)が8日発表したステートメントによると、TIPLは、当面火力発電プロジェクト向けに、エンジニアリング・サービスを提供するが、最終的にはインド国内の他、南アジア/中東市場において総合的なEPC(engineering, procurement and construction)サービスを手がける。東芝電力システムの和泉敦彦副社長兼執行役常務によると、東芝はインドの原子力発電所へのタービン納入にも大きな関心を抱いているが、それは、日印両国が原子力協力協定を結んだ後のことになると言う。
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