2009-07-07 ArtNo.42410
◆キャプティブ発電事業25件への石炭供給を取り消し
【ニューデリー】石炭産業省は3日、25件、合計キャパシティー1292MW(メガワット)のキャプティブ発電プロジェクトに対する石炭供給割り当てを取り消した。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが7月3/4日報じたところによると、これらのプロジェクトは年間584万4000トンの石炭を必要とする。Sriprakash Jaiswal石炭産業相はこの日記者会見し、以上の消息を明らかにした。それによると、これらのプロジェクトは1996~2006年の間に石炭の割り当てを受けたが、発電所を建設するに至っていない。
この他、7件のプロジェクトに対して燃料供給契約に調印するよう指示し、別に19件には、Coal India Limited(CIL)を通じ15日以内にプロジェクトの進捗状況を報告するよう通知した。同期限内に回答がなければこれら19件に対する石炭の供給割り当ても取り消される。
石炭産業省は今年初、2003~2007年の間に公共民間両部門の企業に割り当てられた石炭鉱区の開発状況を調査、今年6月には、National Thermal Power Corporation (NTPC)/Steel Authority of India Ltd(SAIL)/National Mineral Development Corporation (NMDC)を含む公共民間両部門の代表と会談、キャプティブ発電プロジェクトに対する石炭供給割り当てに再点検を加えた。
石炭供給が取り消された25件のプロジェクトの大部分はチャッティースガル州/ジャールカンド州/マハラシュトラ州におけるものと言う。
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