【ムンバイ】Maruti Suzuki India Ltd(MSIL)/Hyundai Motor India Ltd(HMIL)/Mahindra & Mahindra(M&M)の6月の車輌販売は好調で、それぞれ乗用車及び多用途車市場(MUV: multi utility vehicle)における指導的地位を補強した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが7月2日報じたところによると、MSILの6月の輸出を含む乗用車販売台数は昨年同月の6万1247台から7万5109台に22.63%、国内販売台数は同5万6411台から6万1773台に9.51%、輸出は同4836台から1万3336台に176%、それぞれ増加した。
HMILの輸出を含む6月の販売台数は同4万182台から4万7257台に18%増加、大半が輸出で占められた。
MUV市場のリーダー、M&Mの6月の販売台数は、同1万1311台から1万7653台に56%ジャンプした。同社のMUV新モデルXyloの予約台数は1万8000台を記録した。
インド乗用車市場の3番手Tata Motors Ltd(TML)の6月の販売台数は1万7039台と、昨年同月の1万7011台とほぼ同数だった。Indicaは19%増の1万210台を記録したが、Indigoは26%減の3526台、Sumo/Safariは11%減の3302台にとどまった。しかし、提携するFiatの販売台数は、Linea及びGrande Punto hatchbackの好調な売れ行きに支えられ、昨年同月の550台から2474台に349%増加した。
TMLの6月の商用車販売台数は昨年同月比2%減の2万6205台にとどまった。内軽商用車が同17%増の1万6256台、中・大型商用車が同23%減の9949台を記録した。
Honda Siel Cars Indiaの6月の販売台数は昨年同月の4732台から5039台に6.5%増加した。最近発売したJazzは2032台、Cityは2351台を記録した。