【ニューデリー】Sushil Kumar Shinde電力相は23日、同省の100日アジェンダを発表するとともに、同100日間に5653MW(メガワット)の発電能力を追加する目標を明らかにした。しかしその一方で、第11次五カ年計画期間に7万8000MWの発電能力を追加する目標を実現するのが極めて困難なことを認めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが6月24日伝えたところによると、Shinde電力相は、全国各州の電力部長の会議の席上、以上の消息を語った。それによると、100日間に追加を目指す発電能力5653MW中2300MWは既に完成している。このため同目標が実現される可能性は大きい。
しかし第11次五カ年計画の目標は、第10次五カ年計画期間に追加されたキャパシティーの3倍以上で、当初から野心的なものだった。これまでに追加された発電能力は1万5000MWで、残るキャパシティーも適切な計画と、着実な実行を通じて実現を図る。
電力省は特別諮問グループ(SAG:Special Advisory Group)を組織して、計画の進捗状況をチェックする。SAGにはインド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)/インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)/国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd(Bhel)の代表各1人、関係省庁の元次官、専門家が参加する。また中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)と電力プロジェクト監視委員会(PPMP:Power Project Monitoring Panel)も、各プロジェクトのボトルネックを除去し、スケジュール通りの完成を目指すと言う。