SEAnews 2009-06-12 ArtNo.42325

【ニューデリー】Fujitsu Indiaは今後4～6週間内に一連のノートブック及びデスクトップ・パーソナル・コンピューター(PC)新製品を発売、インド市場におけるプレゼンスを強化する。
ビジネス・スタンダードが6月9日報じたところによると、Fujitsu IndiaのPallab Talukdar重役(CEO)はこのほど記者会見し、以上の計画を語った。それによると、引き続き法人顧客に照準を合わせるが、消費者セグメントも合わせて開拓する。ドイツ拠点のFujitsu Technology Solutions傘下の同社は現在、法人向けLifebookシリーズと、消費者／法人双方をターゲットにしたAmilo及びEsprimoシリーズを販売している。Fujitsu Indiaのスタッフは現在約60人で、増員を計画している。
富士通はインド市場に進出して2～3年を経た今、事業拡張の機が熟したと見ている。市場調査会社のIDCとGartnerは共に、世界的に景気が後退しているにもかかわらず、インドの情報技術(IT)市場が向こう数年間に2倍に拡大すると予想している。
Fujitsu Indiaは、北米や欧州市場の顧客にそのサービスを提供している姉妹会社Fujitsu Consultingとも提携し、製品とサービスをセットにしてインドの法人市場に売り込む計画と言う。