2009-06-12 ArtNo.42319
◆Tata/VSP/JSW Steel、何れも5月に二桁成長マーク
【ニューデリー】Tata Steel Ltd(TSL)とVisakhapatnam steel plant(VSP)の5月の鉄鋼製品売上げは前者が18%、後者が20%成長、またJSW Steel Ltd(JSL)の5月の粗鋼(crude steel)生産は33%の伸びを見た。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月5/6/7/8日伝えたところによると、TSLの5月の鋼材売上げは、自動車業界及び建設業界の旺盛な需要に支えられ、昨年同月の39万7000トンから46万9000トンに18%、条鋼の売上げは同34%、鋼板の売上げは同9%、販売可能な鉄鋼製品(saleable steel)の生産量は同40万8000トンから50万1000トンに23%、粗鋼の生産は同41万6000トンから48万6000トンに17%、溶銑(hot metal)の生産は同44万3000トンから52万8000トンに19%、それぞれ増加した。
VSPの5月の鋼材販売量は昨年同月の19万7000トンから23万6000トンに20%増加、売上額は849クロー(US$1.81億)を記録した。付加価値製品の生産量は20万7000トン、販売量は16万9000トンに達した。
JSLの5月の粗鋼生産は昨年同月の34万6000トンから45万9000トンに33%、内、圧延鋼板の生産量は同25万5000トンから30万7000トンに20%、圧延条鋼の生産量は同3万2000トンから6万5000トンに106%、それぞれ増加した。JSLのこうした生産の増加は主に、カルナタカ州Vijayanagarにおける製造施設の280万トン拡張計画が完成したのに伴うもの。
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