NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-06-12 ArtNo.42318
◆国民会議派、常任幹部会を近く改変
【ニューデリー】インド国民会議派(INC)は、近く同党の常任幹部会に当たる『国民会議派全国委員会(AICC:All India Congress Committee)』に、『一人一ポスト』の原則を導入、大幅な再編を施す見通しだ。
デカン・ヘラルドが6月7日伝えたところによると、AICCの改変は、Rahul Gandhi AICC幹事長の意を帯したもので、近く予定される州議会選挙に照準を合わせ、一人一ポストの原則に基づいて、中央政府閣僚の党職兼務を解き、政府と党の分離を図るものと見られる。
Janardan Dwivedi党幹事長兼AICCメディア部長は先週、AICCの組織再編が近く行われることを示唆した。同氏は具体的日時を明らかにしなかったが、党幹部らは、6月9日の国会会期後に再編が行われると予想した。
消息筋によると、第二次UPA政権の水資源相に就任したMeira Kumar女史が国会下院議長に選ばれたことから、内閣の小規模な改造も予想される。
党幹部らによると、①党組織の再編、②新党員募集キャンペーン、③来年12月までに行われる党役員の改選が、国民会議派にとって、目下の優先課題である。
第二次UPA政権の組閣に当たり何れもAICC幹事長(AICC General Secretaries)を務めている、①Ghulam Nabi Azad氏は保健家族相に、②Mukul Wasnik氏は社会公正回復相に、③Prithviraj Chavan氏は科学技術省専門担当国務相兼地球科学省専門担当国務相兼総理府専門担当国務相兼人事・公衆苦情処理・年金省専門担当国務相兼国会対策省専門担当国務相に、④V Narayanasamy氏は計画省担当国務相兼国会対策省担当国務相に、それぞれ就任した。
Azad氏は、タミールナド州とオリッサ州、Wasnik 氏はラジャスタン州とデリー直轄区、Chavan氏はハリヤナ州とジャム&カシミール州の党務を引き続き担当している。Narayanasamy氏は今回の総選挙に出馬する前は、マドヤプラデシュ州とチャッティースガル州の党務を担当していた。これらの者は今のところまだ党務と閣僚を兼務しているが、こうしたアレンジは暫定的なものと見られる。
この他、A K Antony国防相は、マハラシュトラ州の党務を担当している。国民会議派は同州では民族主義会議派(NCP:Nationalist Congress Party)と州政府を組織している。同様にPranab Mukherjee蔵相は、昨年まで西ベンガル州国民会議派委員会(PCC:Pradesh Congress Committee)の議長を務めており、現在も党と政府の要職を兼務している。C P Joshi農村開発相もラジャスタン州国民会議派党首であり、M Veerappa Moily法相はアンドラプラデシュ州とアッサム州の党務を担当している。
もし、『一人一ポスト』の原則が厳密に適応されるなら、これらの閣僚は全て党職を退くことになる。
また第二次Manmohan Singh政府においては、経験豊富な老幹部と若手の協力態勢が形成されているが、AICCにも老青の協力態勢が構築される見通しだ。新内閣のポストを手に入れることができなかったOscar Fernandes氏はAICC幹事長のポストがオファーされるものと見られ、Girija Vyas氏も同様である。同筋は、「組閣が完了したことから、今や党の再編に照準が合わされている」と語ったが、党組織の再編後に一体何人の幹事長が誕生するかについて、コメントを控えた。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.