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2009-06-12 ArtNo.42317
◆今年の成長率最低7%、9%も可:首相
【ニューデリー】Manmohan Singh首相は9日、国会両院合同会議におけるPratibha Patil大統領の演説に関する討論を締めくくった際、2009-10年度には少なくとも7%の経済成長が見込め、インド経済は8~9%の成長を遂げる潜在性も備えていると語った。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが6月9/10日報じたところによると、首相は、政府の旗艦計画を政治的に補強するなら7%を超える成長も可能と指摘した。
首相によれば、世界的景気の後退が国内経済に影響を及ぼさないと保証することはできないが、インド経済は依然として8~9%の成長を実現する潜在性を備えており、今年は少なくとも7%の成長が望めると言う。首相は、短期的に多くを望むことはできないものの、7%の成長自体悪くないと付言した。
Patil大統領は先週の両院合同会議における演説の中で国内経済が一層の不振に陥る可能性を指摘、警鐘を鳴らしていた。
インドの国内総生産(GDP)成長率は、世界的な景気後退に祟られ、昨年6.7%に鈍化したが、シン首相によると、国民貯蓄率は35%に達しており、国民全てが力を合わせるなら、喩え世界的不景気が改善しなくても、インドは8~9%の成長を実現できる。
政府の財政赤字は急増したものの、公共支出、取り分けインフラストラクチャー・プロジェクトに対する支出を拡大する余地が依然存在すると言う。
統一進歩連合(UPA)政権の主要メンバー、ドラビダ進歩同盟(DMK:Dravida Munetra Kazhagham)や草の根会議派(TC:Trinamool Congress)は、黒字経営の公共企業を民営化することに執拗に反対しているが、首相は、公共支出を拡大する財源として、民営化を進める考えを強く示唆した。
ちなみに中央銀行は最新の月例報告書の中で、2009-10年の成長率が昨年の6.7%を下回る6%にとどまると予想している。
首相の以上の発言を受け、ボンベイ証券取引所(BSE)センシチブ指数(SENSEX)はこの日461ポイント上昇した。
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