2009-06-09 ArtNo.42316
◆食品値上がりに関わらずインフレ率0.48%に鈍化
【ニューデリー】食品が依然値上がりを続けているにも関わらず、今年5月23日までの1週間のインフレ率は0.48%と、前週の0.61%に比べ一層低下、また昨年同期の8.9%を大きく下回った。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが6月4/5日報じたところによると、これにより卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)ベースのインフレ率は連続12週間1%を下回った。
その実、全ての品目を含むWPIは5月23日までの1週間に232.3をマーク、前週の232.2を僅かに上回った。特に一次産品グループは前週に比べ0.2%アップした。個別に見ると、食品グループが0.4%アップした反面、非食品グループは0.1%下降した。燃料/電気グループ指数は前週と同じ324、製造業品目グループ指数も前週と同じ203.5にとどまった。
今年3月28日までの1週間のインフレ率は、これ以前に発表された0.26%から0.84%に上方修正された。
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