【ニューデリー】インド・ホテル業界の2009年1-3月期利益は、外国人旅行者の急減とルーム・レートの下降、支出増大に祟られ、前四半期に比べ64%下降した。
エコノミック・タイムズが6月4日伝えたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)はこのほどボンベイ証券取引所(BSE)上場ホテルの四半期報告書をベースにした以上の調査結果を発表した。それによると、これらのホテルの合計売上げは、前期比4.47%下降したのに対し、営業コストは20%上昇した。内訳を見ると、人件費は前期比7.47%、電気・燃料・照明コストは同11.8%、借入コストは同51.65%、それぞれ上昇した。
地元ホテル業界の指導的プレーヤー、TAJ GVK Hotels and Resortsの純益は前期比41.49%、Jaypee Hotelsのそれは同44.86%、Oriental Hotelsのそれは同28.34%、Jindal Hotelのそれは同58.12%、Howard Hotelsのそれは同57.28%、それぞれ下降した。