SEAnews 2009-06-05 ArtNo.42300

【ニューデリー】今年5月の乗用車(CAR)販売台数は全体的にはプラス成長を維持したものの、Maruti Suzuki India Ltd(MSIL)を除き、各社の販売成績は微増か微減にとどまったようだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが6月1／2日報じたところによると、マーケット・リーダー、MSILの5月の国内販売台数は前年同月の6万4143台から7万785台に10.4％、輸出は同9087台に87％、合計販売台数は同6万9001台から7万9872台に15.75％、それぞれ増加した。
Hyundai Motor India Ltd(HMI)の5月の国内販売台数は昨年同月の2万4510台から2万3503台に4.11％減少したが、輸出は2万125台に27.8％増加した。この結果、合計販売台数は同4万261台から4万3628台に8.36％増加した。
多用途車(utility vehicle)メーカーMahindra & Mahindra(M&M)の国内販売台数は、労使紛争に伴う操業停止が祟り、昨年同月の1万9296台から1万6581台に14％ダウン、輸出も同1357台から285台に激減した。しかしトラクターの国内販売台数は46％増加した。
Honda Siel Cars India(HSCI)の国内販売台数は売れ筋Cityの好調に支えられ、昨年同月の3943台から4073台に3.3％増加した。
Tata Motors Ltd(TML)の5月の国内車輌販売台数は、昨年同月の4万2916台から3万8392台に11％、輸出も含めた合計販売台数は昨年同月の4万6339台から4万196台に13％、乗用車の国内販売台数は20％、商用車の国内販売台数は2万3004台に2.86％、それぞれ下降した。軽商用車の販売台数は1万4380台に20％増加したが、中・大型商用車の販売台数は8624台に27％減少した。