【ニューデリー】インド政府は、半導体産業『特別奨励パッケージ・スキーム(SIPS:Special Incentive Package Scheme)』の下、太陽光電池(Solar Photo Voltaic)プロジェクト12件を原則的に認可した。これらのプロジェクトの向こう10年間の投資総額は7万6500クロー(US$162.79億)にのぼる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月3日報じたところによると、A. Raja情報技術通信相は1日以上の消息を明らかにした。これら12社とは、①PV Technologies India (Moser Baer子会社)/②Titan Energy Systems/③Reliance Industries Ltd/④Tata BP Solar Power/⑤KSK Surya PV Ventures/⑥Signet Solar/⑦Indo-Solar Ltd (旧社名Phoenix Solar India)/⑧Solar Semiconductors/⑨TF SolarPower/⑩Lanco Solar Pvt Ltd/⑪EPV Solar/⑫Bhaskar Siliconで、情報技術通信省情報技術部(DIT:Department of Information Technology)は、基本的技術条件を満たしたこれらのプロジェクトに対する原則認可通知を既に発送済みと言う。金融アレンジが完了し、初期投資も行われる等、その他の条件が満たされたなら、最終認可が下される。
政府は、SIPSの下、これまでに17件、総額15万7000クロー(US$334.1億)のプロジェクト申請を受理した。Videocon IndustriesのLCDファブ計画等、残りのプロジェクトの審査も引き続き進められている。
これらのプロジェクトは政府に対して資本補助か、出資を要請できる。中央政府は、SIPSの下、特別経済区(SEZ)内のプロジェクトであれば、当初10年間の資本支出の20%に相当する、またSEZ外のプロジェクトなら同25%に相当する出資に応じる。