2009-06-02 ArtNo.42290
◆Bharti Wal-Mart、3-4年内にUS$1億投資
【アムリッツァー】地場Bharti Enterprisesと米国Wal-Mart Stores Incの合弁に成るBharti Wal-Mart Pvt Ltd(BWPL)は5月30日、パンジャブ州の州都Amritsarに、キャッシュ&キャリー卸売りチェーン『Best Price Modern Wholesale』の第一店舗をオープンした。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライ 刀Aビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが5月30/31日報じたところによると、BhartiとWal-Martは、キャッシュ&キャリー卸売りチェーン及びバックエンド・サプライチェーン・マネージメント合弁事業に今後3~4年内に約1億米ドルを投資、全国に10~15店舗を展開、5000人以上を雇用する計画だ。床面積およそ5万平方フィートのチェーン1店当たりのコストは600万~700万米ドルで、ホテル、病院、レストラン等、ライセンス契約した法人顧客に約6000品目の食品や非食品を供給する。
オーストリアのシーク寺院襲撃事件に端を発した騒乱がパンジャブ州を中心に蔓延したことから、第一店舗の開店は、数日延期されていた。
Bharti EnterprisesのRajan Bharti Mittal副会長兼MDによると、一級及び二級都市(Tier 1 and 2 cities)をターゲットに店舗を展開する。既に3万5000以上のメンバー顧客を確保しており、サプライヤーも800社を超える。90%以上の商品はインド国内で調達する。第2店舗と第3店舗はやはりパンジャブ州に設ける。次いでハリヤナ州、デリー首都圏(NCR)、ウッタルプラデシュ州、マドヤプラデシュ州に出店、最終的にインド全国にプレゼンスを築く。
Wal-Martは過去3年間にわたりインドにバックエンド・オペレーションのネットワーク構築を図って来た。同社は現在インドから年間10億米ドル以上の商品を調達している。これまでにインドで100人近くを雇用、パンジャブ州に設けたBharti Wal-Mart Training Centerでは約600人に訓練を施したと言う。
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