【ムンバイ】インド経済監視センター(CMIE:Centre for Monitoring Indian Economy)によると、インドの発電能力は2008-09会計年度に4.6%、3453.7MW(メガワット)拡大したものと見られるが、1万1061MWの追加目標を68%下回った。
エコノミック・タイムズが5月27日報じたところによると、残りの目標値7730MWの設備能力は2009-10年に稼働する見通しだ。加えて、石炭とガスの供給も拡大することから、2009-10年には火力発電部門の成長が加速するものと見られる。
水力発電設備の拡張が再開されたことも、国内発電能力の成長に貢献する見通しだが、水力発電部門の成長は穏やかなものにとどまる見通し。
インドの現在の総発電能力は14万7402.81MWで、内、火力発電が9万3392MW、水力発電が3万6647.76MWを占めている。