2009-06-02 ArtNo.42287
◆ホンダ、スーパーバイク梃子にブランド・プレゼンス拡張
【ムンバイ】Honda Motorcycle & Scooter India Ltd(HMSI)は首都ニューデリーに続き、このほど商都ムンバイにもスーパーバイクの専門ショールーム『Wing World』第二店舗をオープン、全国的なブランド・プレゼンスの構築に拍車をかけている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月31日報じたところによると、熊本工場で製造された何れも1000ccのCBR1000RR FirebladeとCB1000Rのマハラシュトラ州Mumbaiにおける店頭価格は133万6000ルピー(US$2万7833)と102万1000ルピー(US$2万1271)。HMSIの青山真二社長兼CEOによると、インドにおけるこの種のファン・バイク市場規模は年間400台ほどだが、インドの経済成長とともに、今後拡大するものと見られる。HMSIは年間100台ほどの販売を目指している。
ヤマハはYZF R1を、スズキはハヤブサを、それぞれインド市場に最近投入、Ducatiも、スーパーバイクをインドに投入する計画を発表している。Bajaj Autoは同社が出資するオーストリアのスポーツバイク・メーカーKTM Power Sports AG製パワーバイクをインドに紹介する計画だ。
青山氏によると、HMSIは300クロー(US$6249万)を投じてハリヤナ州Manesar工場の年産能力を現在の125万台から150万台に拡張、エントリー・レベル100ccセグメントにおけるプレゼンス強化も図ると言う。
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