2009-05-26 ArtNo.42262
◆ムンバイ都市開発局、国内最高層ビルの国際入札募集
【ムンバイ】ムンバイ市街地開発局(MMRDA:Mumbai Metropolitan Region Development Authority)はマハラシュトラ州Mumbai市内の金融街Wadalaに、国内最高層、世界的にも第3位の101階建てビルを建設する。このための国際入札を募集、内外の請負業者に入札資格審査書類の提出を求めた。
ビジネス・スタンダードが5月21日報じたところによると、総工費4000クロー(US$8.33億)、建坪14万平米、高さ526メートルのビルは完成すれば、目下建設中のドゥバイのBurj Dubai(610m以上)及びニューヨークのFreedom Tower(541m)に次ぐ高層ビルになる。MMRDAがこれ以前にAshok Chavan首席大臣に報告したところによれば、床面積約600万平米の同ビルは、長距離バス・ターミナルの隣接地に建設され、急増するムンバイ市内の高級商業/オフィス・スペース需要に応じる。公共民間協力(PPP:public-private partnership)コンセプトに基づきDBOOT(design, build, own, operate and transfer)方式により建設され、世界的にも十指に数えられるインドを代表するビルになる。入札資格審査書類の提出期限は7月2日で、MMRDAは6月18日に入札前の説明会(pre-bid meeting)を催すと言う。
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