【コルカタ】インド共産党マルクス主義派(CPIM:Communist Party of India Marxist)に率いられる西ベンガル州の政権与党、左派戦線(Left Front)は、42議席中僅か15議席を獲得したにとどまり、前回2004年総選挙の際に獲得した35議席に比べ大幅に議席を減らした。左派戦線の惨敗には誰もが唖然とした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月17日伝えたところによると、左派戦線各派の内訳は、CPIM9議席、全インド前衛ブロック(AIFB:All India Forward Block)/インド共産党(CPI)/革命的社会党(RSP:Revolutionary Socialist Party)各2議席。これに対して草の根会議派(Trinamool Congress)は19議席を獲得し、一躍同州の最大政党にのし上がった。国民会議派は前回並の6議席、インド人民党(BJP)はJaswant Singh元外相が議席を守った。